「伝え方が9割」
- 作者: 佐々木圭一
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/03/11
- メディア: Kindle版
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数日前に読みました。
内容はシンプルにまとめてあって、でも本質的で大事なとこだけ書いてあるって感じのする本でした。「言葉の伝え方って感覚的なもので、考えてもどうにかなるものじゃない」ってくらいによく考えられているけど、そうじゃないんだよって内容です。
内容は
・ノーをイエスに変える
・強い言葉を作る
の2つについて、簡潔に述べられています。
前者の方の内容を読んでいて、誰かに面倒なことを頼むとき、できるだけ自発的にやろうと思ってもらえるようなきっかけとかを提供することが大事だなあと学生時代に痛感したことを思い出しました。人間、本能的に「やれ」って言われてやるより、自分から「やろう」って思ってやった方が気持ちよくできるものですよね。
あと、ちょっとしたところですが、本の構成がおもしろいと思いました。最初に1枚の紙がついていて、そこに本文中の大事な内容のまとめがなされています。内容も「そんなにごちゃごちゃ書いたって頭の中には残らないし、実践することなんて数個なんだから、これくらいに内容は絞ってシンプルにわかりやすく行きますよ!」と言わんばかりの内容。たしかに、50個とか70ヶ条の法則とかルールみたいなのが書かれているやつより、1度の読書で著書が本当に伝えたいとこだけ読者の記憶に残るんだと思う。そして、何より実践にも繋がりやすそう。一方、何個もルールみたいなのが羅列してある本は、決して悪いとは思わなくて、自分が必要なものだけ選べばいいわけだし、内容盛りだくさんな感じがして、本のお買い得感はありますよね。
今の自分にはそんなに必要とする情報でもなかったみたいで、おもしろい本でしたが、興味は少し薄かったのかな…