terukazuの日記

自分の好きなもの興味のあること書きます。とりあえず、読書の感想とか。ついに社会人になりました。

「相場師一代」

相場師一代

相場師一代

Kindleストアでセールしていたので購入。

是川銀蔵という人物の自伝。私はこの人の名前さえ聞いたこともなかったですが、まあすごい人です。個人投資家として株取引で有名な人だったみたいです。

すごいところその1

徹底的に自分で勉強して判断している

31歳のときから図書館通いして徹底的に勉強をしたらしいです。独学で。その上で、データから根拠を見出し、買う銘柄を決める。自分オリジナルの見解だから、まだ株が値上がりする前に買うことができる。しっかりとした根拠が基になった自分オリジナルの見解で勝負するって、どんな業界でも大事ですね。つい先日、私も似たようなことを上司に言われたばかりです…「そんなんじゃいてもいなくても変わらねえ」「上っ面を撫でてるだけだろ」と…なかなかきつく言われちゃいました。完全に余談ですが。

すごいところその2

行動する動機がカッコイイ

「マッカーサーは日本を去勢するつもりか」というフレーズが本文中に出てきたのが印象的でしたが、日本のためを思って米の二期作実験を始めるとか、小さい子どものために寄付するとか、あと日本の軍事力を心配して鉄鋼資源の開発を行うとかとか。志が本当に高い。自分の生活を犠牲にしてまで、こんな風に行動できるからこそ後世に名が残るのでしょう。理想のために自分自身がリスクを被る覚悟のある人はすごい。

すごいところその3

いざというときの決断力と行動力

小さいときから大きな決断をいくつもして行動を起こしてきた。この人物の若い頃から晩年まで一貫してます。

株とかに興味なくても、いろいろ考えさせられるところが誰しもある本だと思います。仕事しながら、私もたくさんのハラハラする場面に出会いたいものです。

 

その他に今週読んだ本

1週間でマスターする金融・為替の集中講義

1週間でマスターする金融・為替の集中講義

  • 作者: 小口幸伸
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2013/02/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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