「ワーク・シフト」
今回は働き方の本を読んでみました。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
- 購入: 17人 クリック: 476回
- この商品を含むブログ (97件) を見る
内容はさまざまな示唆に富んでいて、これからの自分の働き方について考えるヒントが欲しいと思う人にはまさにぴったりな本だと思います。
本の流れは
未来において予測される世の中の変化を示す
→それよって起こる人々の働き方の変化について、悪いシナリオと良いシナリオを示す
→良いシナリオになるために、個人個人がどのように働き方を変えるべきかを示す
といった感じです。
10日くらい前に読んで、そのときに急いでとったメモを元に書いているので、内容は雑です…以下、印象深い点について。
・さまざまな世の中の変化を予測しているが、特に印象にインパクトが大きそうなのは
地球環境の問題+テクノロジーの進歩→人の移動が少なくなる
・スペシャリストの勧め
ゼネラリストではグーグルやウィキペディアといったテクノロジーの提供する浅い知識や簡単な分析に負けてしまう。さらに、特定分野だけでは世の中の変化が早い今の時代、知識が陳腐化する恐れもある。
→「連続スペシャリスト」複数の専門領域を持つ
→カリヨン・ツリー型のキャリア
・協力から起こすイノベーション
自分に足りてない姿勢だと感じる。どちらかというとp304でのフレッドみたい(難しいプロジェクトに対して1人になり集中して案を練る)なことが自分にはよくある気がする。
・p339のセーブチルドレンの女性の言葉がすべて
消費より経験に重きを置く生き方をまさに表している。
p359のような状態(成果を給与の金額で評価。本当はもっと他の尺度で評価してほしいが、他の同僚は給与の金額で評価されているので、自分もしぶしぶそれに従う…)が多いのが日本企業なのか?これから確かめる。
・p367「働き方を選択する際は、何を優先させ、何を諦めるのかを決めなくてはならない。」
自分の中での優先順位が何なのかをよく考えて、働き方を考えねばならない。そのときどきによっても違うだろうし、将来にわたってずっと優先順位は同じとは限らないはず。
本当はもっと書くべきことがいろいろあったはずだが…
次からはしっかり書く。